約 1,497,671 件
https://w.atwiki.jp/animanecraftbe1/
あにまんマイクラ統合版(BE版)マルチ部@wikiへようこそ Information このワールドは閉鎖されたため現在は参加することはできません(2022/10/25) 下のスレ内に配布用のコードがあります。 あにまんマイクラ統合版(BE版)マルチ部 Part20
https://w.atwiki.jp/mishgardwiki/pages/564.html
ショタコンホイホイ
https://w.atwiki.jp/mishgardwiki/pages/515.html
ショタコンホイホイ imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。
https://w.atwiki.jp/compels/pages/185.html
「ここは……、ボクは一体どうしてこんな所にいるんだろう……。」 殺し合いの舞台の何処か、蒼色の瞳に腰まで届く長さの青色のロングヘア、黒い服装に赤色のミニスカートを履き、頭部に某スーパーロボットを模したデザインのヘッドギアを被った童顔の少女が自らが置かれた状況に酷く困惑していた。 少女の名はグレートマジンガー、通称グレちゃんであり、練馬区及びそこに存在している光子力研究所を襲撃したり悪事を働いたりしている地下帝国の機械獣ガールズやミケーネ帝国、その他色々な怪物ガールズ達から練馬区や光子力研究所を守る……という名目でガールズ達をボッコボコにフルボッコするロボットガールズの代表的チーム「チームZ」のメンバーの一人であり、同じくチームメンバーの一人であるグレンダイザーことグレンダさん、メンバーの一人でチームのリーダーでもあるマジンガーZことZちゃんと共につい少し前、チームZを含めたロボットガールズ達を練馬区から追放しようとした超宇宙怪獣ギルギルガンことギルギルガン子との死闘を制し、敵がいなくなったことで暇を持て余していた所、突如としてこの殺し合いに巻き込まれてしまったのだ。 「うう……、今日はswitchの新作ゲームをやっと買ったのに……、今日一日家にずっといて新作ゲームをプレイしていたかったのに……、何でボクがこんな目に……。」 そう、グレちゃんは「ゲームのプロ」と呼ばれるほどのゲーム大好き少女であり、殺し合いに呼ばれる直前、以前から気になっていたニンテンドーswitchの新作ゲームソフトを購入し、今日一日家でずっとプレイしようとした矢先、殺し合いに呼ばれたためグレちゃんはそういう意味でも不満たらたらであった。 「それに……、ここにはZちゃんがいない……、うう……、Zちゃん……、会いたいよう……。」 それに彼女は同性であるはずのチームZのリーダーであるZちゃんの事が大好きな百合っ子でもあり、いつも一緒にいるZちゃんと強制的に離れ離れになってしまったため、彼女の中では元の世界に早く帰ってゲームをしていたい、Zちゃんに会いたいという気持ちが強く存在していた。 「でも……ボクは涙を流さない。(気持ち)ロボットだから。(気持ち)マシーンだから。ボクだって平和を守るロボットガールズなんだ。あの海馬乃亜をぶちのめし、元の世界に帰る。そうやって今までだって敵をフルボッコにしてきたじゃないか。」 そう、彼女は同じチームメンバーでリーダーでもあるZちゃんの激しく元気な性格と比べると口数が少なく大人しい性格に見えるが内面ではZちゃんを赤く激しい炎と形容するなら、彼女は青く静かな炎……そう、そういう意味では彼女もZちゃんと根っこの部分は同じ熱く燃える正義の心の持ち主であり、殺し合いというふざけた企画を催した海馬乃亜を機械獣ガールズ達のようにとっちめ、この殺し合いを終わらせるつもりでいた。 ……最も敵に対して一切の容赦がなく、敵対した相手を容赦なくボコボコにして痛い目に合わせるという側面に関しても彼女は同じチームメンバーであるZちゃんやグレンダさんと根っこの部分は同じであり、今まで彼女はダブラスM2やガイアQ5を始め、機械獣ガールズやミケーネたん、ギルギルガン子をチームZ総出でフルボッコしてきたのもまた事実であった。 まずは仲間集めだ、と最初にグレちゃんは思い立ち、支給品であるランドセルを背負って出発することにする。グレちゃんも最初の内は機械獣ガールズ相手に無双してきたものの、暗黒大将軍子や結合少女ボング子、光波少女ピクドロンやギルギルガン子など強敵が現れるにつれ、チームメンバーや他のロボットガールズと共闘して戦っても勝てずに敗北寸前まで追い詰められることが多くなり、自身も敵に挑んであっさり返り討ちにあい、ボコボコにされることも珍しくなかったため、乃亜の戦力がどれ程のものか分からない以上、単身で挑むよりも仲間を集め、共に戦った方が賢明だと頭の良い彼女は理解していた。 やがて歩いていると、一体のロボットが倒れているのをグレちゃんは発見した。そのロボットは機械獣……というより、機械の竜を思わせるような姿をしていた。大きさはグレちゃんの半分くらい、二本の手足のパーツが付いているなど体型は人間に近いが臀部の部分に尻尾のパーツがあり、全身灰色で鋏状の手先や爪など一部のパーツは黄色の配色をしており、目や口のパーツ以外にも頭部に耳のような形状のパーツが付いている、そんな感じの見た目をしていた。 ロボットの名はちびメカゴジラ、彼は人間に作られたロボット怪獣であるものの、理由は不明だがどういうわけか怪獣島に流れ着き、偶然出会ったちびゴジラと共に怪獣島の住民である他のちび怪獣と交流しながら怪獣島の新しい住人として馴染み始めた矢先にこの殺し合いに巻き込まれてしまったのだ。 「ピー、ガガッガ……」 「……」 グレちゃんは気絶しているちびメカゴジラをバンバン叩いて起こそうとしたものの、一向に反応せず文字通り機械のようなエラー音を出しながら起きる気配のないちびメカゴジラに対し、いい加減イラついたグレちゃんは自身の得意技をちびメカゴジラに向かって放つ。 「アトミックパンチ」 ガァンッ!! 「!?っつ痛ってえっ!!?」 自身の後頭部を殴られたことで流石にちびメカゴジラも目が覚めたのか、後頭部を抑えながらその場から飛び起きる。 「やっと起きたか。」 「っえっ!?今、誰か拳で殴った!?」 「違う。」 「え?うそ、今、殴ったよね?」 ちびメカゴジラの問いかけに対し、グレちゃんは首を横に振り、こう答える。 「拳じゃないから。」 「……は?」 「アトミックパンチだから。」 「……で、そのアトミックパンチで殴ったのは?」 「ボク」 「やっぱお前じゃねーか!!!」 そう、ちびメカゴジラはちび怪獣随一のツッコミ気質の持ち主であり、ちびゴジラを始め変な性格の多いちび怪獣たちの行動や言動に対していちいちツッコミを入れるのが彼の怪獣島における役回りとなっていた。 「……ていうか、ここはどこ?君は誰?」 「ボクはグレートマジンガー、グレちゃんって呼んでね。ここがどこだか、ボクにも分かんない。」 「……え?ていうか、グレートマジンガーって本名?」 「うん」 「おかしいだろどう考えても!!」 グレちゃんの回答に対し、ちびメカゴジラの最もなツッコミが入る。最初から人間に作られたロボット怪獣であるちびメカゴジラなら兎も角、グレちゃんは頭部の変わった形状のヘッドギアやややコスプレ気味の恰好を除けば普通に人間である。 そんな娘に「グレートマジンガー」なんて名前をつけるなんて親は何を考えてそんなキラキラネームを付けたんだと激しくツッコミたい気持ちになるが、この場に彼女の親がいない以上、これ以上ツッコむのは無駄だと考え、ちびメカゴジラは気持ちを切り替え、自ら自己紹介をすることにする。 「……まあ、いいや。僕はちびメカゴジラ。」 「そうなんだ。じゃあ、これからはメゴやんって呼んでいい?」 「メゴやん?メカゴジラの略?」 「うん」 またあの時と同じだ、とちびメカゴジラはちびゴジラの紹介でちびギドラと初めて会った時の事を思い出す。 彼は三つの首を持つ三つ首怪獣で一つ一つの首それぞれに人格があり、真ん中の首は気さくな兄貴気質、左の首は粗暴な乱暴者、右の首はいいやつ……と見せかけて実際はとんでもなく腹黒であり、友達を保証人にして金を手に入れることも厭わないようなヤバい性格をしていた。 でもなんやかんやで貴重な松茸を分けてくれるなど彼とも仲良くはなり、彼に付けられた「メゴやん」という愛称も少し変ではあるけど悪くは無いかと彼自身気に入ってはいた。 「まあ、「メゴやん」でもいいか。これから先、ずっと苦楽を共にするんだし、僕たち、友達になろう!」 そう言ってちびメカゴジラはグレちゃんに対して手を差し伸べる。……が、 「……えー?」 「渋んなや!!!」 嫌々、渋々みたいな表情を浮かべたグレちゃんに対し、ちびメカゴジラはまたしてもツッコむ。 まあ、そんなこんなで友達になった二人はこれから先の事を考え、自らの所持品や支給品の確認を始める。 ……だが、自らの支給品を確認していたグレちゃんが急に焦ったような表情を浮かべると、まるで何かを探すかのように必死になって自らの支給品を確認し続ける。 「……?どうしたの?」 グレちゃんの様子がおかしい事に気付いたちびメカゴジラは心配そうに声を掛けるが、その直後、グレちゃんの焦りの原因が彼女自身の口から語られる。 「……無い。無い!無い無い無い無い無い!!ボクの……ボクのマジンガーブレードがどこを探しても無い!!」 そう、本家グレートマジンガー同様、マジンガーブレードはグレちゃんが機械獣ガールズなどとの戦いで愛用していた武器であり、結構気に入っていたお気に入りの武器であったため、それが見つからないという事実が、普段感情の変化が少ない彼女がZちゃん絡み以外で珍しく取り乱し、焦りだすという理由になっていた。 こうなったのには理由があり、彼女のマジンガーブレードは海馬乃亜の手によって没収されていたというのが真実であった。 基本、この殺し合いにおいて参加者の武器は没収が基本であり、更にバランス調整のために一部の参加者の技や能力等にも制限が掛けられていた。 そのためグレちゃんはグレートタイフーンやサンダーブレークは引き続き使用可能なものの、彼女は未だ気づいていないがそれらの技も弱体化の措置が取られていた。 やがてどこを探してもマジンガーブレードが全く見つからない事を理解すると、グレちゃんの目から涙が溢れ、その場に崩れ落ち、泣き始める。 「うっ……うっ……ボクの……ボクのマジンガーブレード……」 「ほっ、ほら、そんなに泣かないで。ほら、君の支給品の中にこんなカッコいい武器があったのを見つけたからこれで泣き止んで。」 そう言いながらちびメカゴジラはグレちゃんの支給品の中にあった大鎌を彼女に対して差し出す。顔をあげ、それを見つめたグレちゃんは泣くのをやめるとちびメカゴジラから奪い取るみたいな感じで大鎌を手に取り、大鎌を構えてポーズをとる。 「……おおーっ。カッコいい……」 大鎌。そんな中二心をくすぐるようなカッコいい武器を手に入れたグレちゃんは先ほどまで泣いていたのは何処へやら、嬉しそうな表情で大鎌を振り回し、決めポーズをとるとこう宣言する。 「……決めた。ボクはこの武器が気に入った。今日からこの大鎌をボクの新しいパートナーにする。」 「心変わり早っ!!!」 マジンガーブレードへの愛着はどうしたんだとちびメカゴジラはまたしてもツッコむが、そんなツッコミを無視し、グレちゃんはちびメカゴジラに問いかける。 「……そう言えばメゴやんの武器は何かあるの?」 「?ああ、その事なら心配は要らないよ。僕の武器はこれ。」 そういうとちびメカゴジラは鋏状の手で器用に掴みながら自らの武器を取り出す。その武器は某SF映画に登場する武器に酷似した、金属製の柄にスイッチを入れると柄からエネルギーの刃が発生するレーザーソードであった。自身の武器とはベクトルの違うカッコよさに、グレちゃんは目を輝かせるとちびメカゴジラに武器の名前を聞く。 「その武器の名前は?」 「この武器は『カゲミツG4』という名前のフォトンソードでね、実体を持たないエネルギーの刃で敵を斬る代わりに、バッテリーで稼働するタイプの武器らしいんだ。」 「バッテリーが切れる心配はないの?」 「ああ、僕ならその心配は要らないよ。」 そう言うとちびメカゴジラは自身の身体のハッチを開け、カゲミツG4の柄からコードを伸ばすと、自身の身体のプラグにコードを接続する。 何故このような事が出来るのか。それは彼の身体に秘密があった。彼は人間によって作られたロボット怪獣であるが、人間の元から離れ自律稼働が出来るよう、彼の身体には永久機関が搭載されていた。これは自家発電でエネルギーを作り出し、人間による整備や補給を必要とせず永久稼働し続ける事が出来る優れもので、この機関があるからこそ、彼は人間たちの元から離れ、怪獣島で他のちび怪獣たちと過ごし続ける事が出来るのであった。 今回はこの機能を応用し、永久機関で生み出したエネルギーを分け与えることでカゲミツG4にエネルギーを充電し、安定して使用することが出来るという芸当を可能としていた。 「そして僕のもう一つの武器がこれ。」 そう言って取り出したのは近未来的なデザインのカゲミツG4とは打って変わって、武骨なデザインをした一丁の拳銃であった。 「これはFN・Five-seveNという名前の拳銃でね。装弾数は30発で弾丸も貫通力が高くてハンドガンとしては割と優秀な部類で僕は近距離の敵はカゲミツG4、中遠距離の敵はこのFN・Five-seveNで戦う戦法を取ろうと思うんだ。」 それを聞いたグレちゃんは彼を誉める……のではなく、彼を嘲笑するかのような感じで笑い、こう発言する。 「それ、結局どっちつかずってだけじゃん。バーカ。」 「近中遠全距離対応って言えよ!!!」 まあ、悔しいが言い方こそ悪いものの、グレちゃんの指摘も至極最もであった。片手で銃を撃ったところで正確に狙いを定められず弾を外す可能性があるし、片手で剣を振ったところでまともな剣術にならずただ振り回すだけになる可能性もあった。 結局『近中遠全距離対応』と言えば聞こえはいいがどの距離で戦っても本来のスペックを発揮できず彼女の言う「どっちつかず」になる可能性も確かにあるのもまた事実であった。 まあ、無理に二刀流みたいな感じでやらないで距離に応じて武器を変えるやり方にすればいいかと思い直して武器をしまい、振り返るとグレちゃんがその手にニンテンドーswitchを持って懇願するような表情でちびメカゴジラを見つめていた。 どうしたのかと思ってちびメカゴジラが口を開こうとすると、その前にグレちゃんが口を開いていた。 「ねえ……一緒にゲームして。」 「?いいけど。」 ちびメカゴジラの返答を聞くや否やグレちゃんはランドセルから次々に機器を取り出し、二人プレイが出来るようセッティングする。 「ねえ……一緒にやろ?『シン・仮面ライダー乱舞』。」 「え?確かそれって……『シン・仮面ライダー』のネタバレを含んでいるんだよね?それやって大丈夫?」 ちびメカゴジラの問いにグレちゃんはサムズアップすると 「うん、大丈夫。『シン・仮面ライダー』は公開初日にZちゃんとグレンダさんと一緒に見に行ったから。」 そう、グレちゃんは『シン・仮面ライダー』公開初日にZちゃんとグレンダさんのチームZの三人で見に行ったため、ゲームをプレイしてネタバレを見ても別に問題ないのであった。 「それで凄いんだよ。このゲームには『シン・仮面ライダー』に登場するオーグメント怪人が大体出てきて、ラスボスはイチローが変身するチョウオーグ『仮面ライダー0号』で……」 「だからネタバレすんなって!!!」 ちびメカゴジラとグレちゃんの軽いコントを済ませた後、ちびメカゴジラとグレちゃんはそれぞれ外付けのコントローラーを手にし、ゲームを開始する。 『シン・仮面ライダー乱舞』はオフラインで二人プレイが出来るゲームで更にDLCも購入されていて導入されており、ライダー以外にも「ゴジラ」「ウルトラマン」「エヴァ」といったDLCのプレイアブルキャラを使用することが出来る仕様になっていた。 「じゃあ、僕の使用キャラは『シン・ゴジラ』!」 「じゃあ、ボクの使用キャラは『エヴァ初号機』」 ちびメカゴジラとグレちゃんはそれぞれ使用キャラを選択すると、二人プレイモードでゲームを開始する。 「よーし!それじゃあ、ゴジラとエヴァのタッグでショッカーの軍団を打ち破るぞー!」 「おー」 こうして二人は『シン・仮面ライダー乱舞』を二人プレイでお互い仲良くゲームに興じ続けるのであった……。 「って、待て待て待て待て待て!!!僕らは今殺し合いの只中に放り込まれているんだろ!!こんな所でゲームにずっと興じている場合じゃねーよ!!!」 「……ぶー。」 頬を膨らませ、不満たらたらなグレちゃんを無視し、ちびメカゴジラはswitchや周辺機器を片付け、グレちゃんのランドセルの中にしまう。 「まあ……気を取り直して……それじゃあ、これからもよろしくね!グレちゃん!いや、グレートマジンガー!」 「うん、これからもよろしくね。メカゴジラ。」 こうして二人……グレートマジンガーとメカゴジラはお互い手を差し出し、握手をする。 因みにメカゴジラはゲーム「スーパーロボット大戦」のアプリ版「スーパーロボット大戦X―Ω」に参戦したことがあり、グレートマジンガーはスパロボにおいてはほぼ常連であるため、二人が同盟を組み、巨悪である海馬乃亜に立ち向かうこの構図はゲーム「スーパーロボット大戦」の再現そのものであった。 こうしてロリショタロワにおいてスーパーロボットの二人が手を組み、共に戦う仲間を探すため歩き出したことで、ロリショタロワにおいて正に「スーパーロボット大戦」が今まさに始まろうとしていた……。 【グレートマジンガー@ロボットガールズZ】 [状態]:健康、 [装備]:ミトの鎌@劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア [道具]:基本支給品、ニンテンドーswitch及びゲームソフトと二人プレイ用の周辺機器セット、ランダム支給品0~1 [思考・状況]基本方針:殺し合いを終了させて乃亜の奴をボコボコにする 1: 今日一日、家でずっとゲームして過ごしたかったのに…… 2:Zちゃん ……、会いたいよぅ……。 3:乃亜の奴……、ボクの手で絶対ボコす……。 [備考] 「ロボットガールズZプラス」最終話以降からの参戦です。 グレートタイフーンとサンダーブレークは少し弱体化しています。 その他制限に関しては後続の書き手様にお任せします。 【支給品紹介】 【ミトの鎌@劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア 】 グレートマジンガーに支給。作中においてミトがゲーム内のお店で購入した武器で以降愛用している大鎌。詳細は不明だが恐らく特別な機能は無いただの両手武器だと思われる。 【ニンテンドーswitch及びゲームソフトと二人プレイ用の周辺機器セット@現実】 グレートマジンガーに支給。ニンテンドーswitch本体とゲームソフトとして『シン・仮面ライダー乱舞(DLC付き)』がインストールされており、更に二人プレイが出来るよう周辺機器もセットで付いている。 【ちびメカゴジラ@ちびゴジラの逆襲】 [状態]:健康、 [装備]:カゲミツG4@ソードアート・オンライン、FN・Five-seveN@ソードアート・オンライン [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1 [思考・状況]基本方針:殺し合いには反対。 1: 他の怪獣島の面々はどうしているだろうか?まさか参加していたりするのだろうか? 2:グレちゃんは性格はアレだが、根は悪い子ではない……はず…… 3:取り敢えずまずは仲間を先に集めよう。 [備考] 第6話終了後からの参戦です。 【支給品紹介】 【カゲミツG4@ソードアート・オンライン】 ちびメカゴジラに支給。ガンゲイル・オンラインにおいてキリトがSBCグロッケンにおいて購入した武器で、実体剣ではなく、金属製の柄にスイッチを押すことでエネルギーの刃を形成し、エネルギー刃で敵を切り裂く武器でバッテリー式。当ロワではちびメカゴジラ自身にケーブルで接続することで充電することも可能。 【FN・Five-seveN@ソードアート・オンライン】 ちびメカゴジラに支給。カゲミツG4同様、ガンゲイル・オンラインにおいてキリトがSBCグロッケンにおいて購入した武器で、装弾数が30発を誇り、貫通力を重視した銃弾を発射することが出来る。
https://w.atwiki.jp/animanecraftbe1/pages/25.html
座標(159,64,333) 概要 あにまん王国釣り部拠点。 釣り竿の貸し出しもやっている。 地下にはバー鹿の骨が併設されている。 現在あにまん王国釣り部入部希望者募集中です。 入部を希望される方はぜひ海の家フィッシャーマンへ。 皆様のご来場心よりお待ちしています。 タグ 施設
https://w.atwiki.jp/btrdice/pages/44.html
内容別一覧:星虹(姉妹愛) スレ立て日付 タイトル・リンク 概要・CP等 スレ長 2023/5/4 なあぼっちちゃん 星虹世界一仲の良い姉妹可哀想なぼっちちゃん 71 2023/5/28 お姉ちゃんさ、やめてくれない? 星虹 あにまん店長 35 2023/5/28 虹夏「お姉ちゃんってぼっちちゃんと私どっちが大切なの?」 星虹?あにまん店長 32 2023/6/27 どうしようぼっち ぼ喜多 星虹闇の山田 地獄 200 2023/8/21 虹夏…… やらかした山田星虹 姉妹愛 162 2023/9/6 たまには妹を労うか 星虹 ほのぼの 100
https://w.atwiki.jp/btrdice/pages/49.html
登場キャラ別一覧:後藤父・母 (掲載基準の目安:少なくとも数レスにわたって台詞付きの出番がある、又は作中で大きくフィーチャーされていること) スレ立て日付 タイトル・リンク 概要・CP等 スレ長 2023/4/6 うーむ、ぼっちちゃんの ぼぬいを作ってもらう店長 12 2023/4/9 喜多ちゃん、私たちえっちとか言われてるらしいよ ぼ喜多 頭ピンク 83 2023/4/12 喜多ちゃんってきのことたけのこどっちが好きですか ぼざろきのこたけのこ論争 25 2023/4/16 ぼっちちゃん! もう1人の後藤ひとりホラー 136 2023/4/27 直樹さん… あにまん店長 42 2023/5/14 ひとりちゃん、百合営業って何か知ってる? ぼ喜多メイン 純愛ファンに百合営業と噂されて…リョウ虹 200 ひとりちゃん、百合営業って何か知ってる? その2 200 2023/5/21 ひとりちゃん、実はね… ??? 50 2023/6/1 ここだけ好きな相手が ファザコンぼっち虹喜多 200 2023/6/3 ひとりちゃん!私実はね CP推し論争結束バンドぼ喜多 86 2023/6/14 ひとりちゃんが ネガティヴぼっち 23 2023/6/20 ひとりちゃん、私達のことエゴサしてたら ぼ喜多 結おば 147 2023/6/25 ぼっちちゃんって私の事どう思ってるんだろ あにまん店長店長のセクハラに困るぼっち衝撃のエンド 87 2023/6/30 さてどうするか… まちカドぼざろヒーローふたり悪魔喜多ちゃん 132 2023/7/8 ぼっちちゃんダメじゃない クズぼっち NTRバンド崩壊 地獄 200 【閲覧注意】ぼっちちゃんダメじゃない 2 200 2023/7/16 ひとりちゃんのスマホを見たら クズぼっち 催眠ぼ喜多 PAさん最強 79 2023/8/8 あ… うぶなぼっちリョウ虹 ぼ喜多 165 2023/9/12 喜多ちゃんって陽キャだから ぼ喜多 純愛・えっち 200 喜多ちゃんって陽キャだから 2スレ目 200 【閲注?】喜多ちゃんって陽キャだから 3スレ目 200 2023/9/29 リョウ「店長ってぼっちと虹夏どっちの方がより大事なの?」 リョウ虹 あにまん店長虹夏に告白したい山田ぼっちに言いよる店長 112 2023/10/31 衝撃の事実を知ってしまった… ふた喜多 BSSぼっち頼れる山田あにまん店長 159 2023/12/10 【閲覧注意】ここだけぼっちちゃんのお父さんが 後藤父とリョウが不倫対して後藤母は…… 31 2023/12/16 ぼっち「あっ……」 夢の世界の会話?からぼっちが将棋ヒーローの世界線へ 178 2024/2/15 星歌「ぼっちちゃんの誕生日(2/21)まで1週間切ってる……!」 星歌と皆がぼっちにプレゼント予備リレーポリシー採用
https://w.atwiki.jp/cursed-cube/pages/389.html
【種別】 人名 【初出】 ⅩⅡ-14 【登場巻数】 ⅩⅡ 【解説】 大秋高校の生徒で、春亮のクラスメイト。 春亮とは高校で知り合った。 修学旅行では春亮、泰造、村澤と同じ班だった。
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/288.html
522 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21 21 23 ID xHPgT0vr 続編投下します。今回もショタ×ショタ、凌辱 調教です。 「少年戦士ジリオン最大の危機:第6話」 「本国と連絡がついただと?」 「ええ、つい今しがた」 副官の報告に俺は目を丸くした。ようやく…と言っていいのか? 「それで俺達への命令は…?」 「ただ一つ『新帝即位まで待機せよ』です」 新帝だと?まだ決まってなかったのか。 どうせ有力者の連中が、自分の操り人形を擁立しようと争っているのだろう。 そんな事に振り回されるこちらの身にもなれ。 「チッ……前線の苦労も知らぬ文官どもが」 「そうですね閣下。ボクも同意見です」 「ベネド…」 部屋に入ってきた銀髪の少年(?)は皮肉っぽく笑っている。 「参謀殿と意見が合うとは珍しいな」 「そうですね。まボクは陛下の息子さん方には、あんり興味がないんで」 本当に興味がなさそうに言って腰を下ろす。 「今興味があるのは、ジリオンだけだと言いたげだな」 「正直に言うとそうですね。やっと堕ちる所まで来ましたから」 そう言いながらベネドは、とても嬉しそうな顔をしている。 正直大したものだと思う。おそらく俺では奴をここまで、追い詰めることは出来なかっただろう。 「もうすぐ陛下の敵が取れる…ボクのこの手でね」 皇帝か……。俺を見てなんと思うかな。敵に心奪われている今の俺を。 あの尊大な声で甘いと笑うだろうか。 「閣下も見てて下さい…もう堕とします……必ず」 523 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21 22 57 ID xHPgT0vr 目の前に広がる死体・死体・死体。血の匂いが充満する町で、動いているのは帝国軍の兵士だけ。 親の死体に取りすがって泣いている子供を、無理やり引き剥がして連れて行っている。 町の至る所では炎が上がり、虐殺の形跡を塗りつぶしていく。 それが6年前に僕が見たキャバン星の最後だった。 この星をあんな風にはしたくない……それが戦い始めた理由だったのに。 今ではこんなに、弱気になってしまっている……。 「おはよう純也君」 「ウアッ!?」 そうやってまどろみながら考えていると、いきなり現われたベネドの顔。僕は驚いて声を上げ、立ち上がる。 「驚いた?昨日はいい夢見れたかい?」 見ていたのは、いい夢どころかとびっきりの悪夢だ。 しかし……こいつがここにいるって事は寝てる間に何かされた? 「ウッ…」 そう思って自分の体をまじまじと見る。後ろ手の手錠…首輪…口に張り付いたゴッツゴ。 それはいつもどおりだ。だが服を着ている。銀の服とメットを。 「ンアアッ?」 これは…僕の戦闘スーツ? 「久しぶりにそれを着た感触はどう?本物じゃないけど」 肩に目をやると帝国軍のマークが付いているし、お尻と股間、乳首が剥き出しになっている。 「今日は君が堕ちる記念日だからね。やっぱりそれ着てないと」 今日で堕ちるだって? 「怪訝な顔しているね。でも堕ちるんだよ。確実に」 一体どういう…あああああっっっ!? 「ウウウアァァァッ!?」 突然、本当に突然僕のアソコとお尻が猛烈に熱く、むず痒くなっていく。 「アァァッ!ムファッ、クゥゥゥッ!!」 「効いて来たみたいだね。お薬が」 薬?この強烈な疼きが薬のせいだっていうの? 「陛下が愛用してた媚薬を、君の可愛いおチンチンとお尻の穴に塗ってあげたのさ…って聞いてる?」 ベネドの言葉も耳に入らないくらい、体が変な感覚に塗りつぶされていく。 もう立ってもいられず、腰と膝を折って床にへたり込んでしまう。 「すごい効き目だね。キャバン星人の体質に合うのかな?」 う……うああああっっっっ!!……ダメだ…もうおかしくなっちゃう!!! 誰かに、アソコとお尻を触って…いや、かき乱してもらいたくて堪らないよぉぉぉぉっっ!! 「ンアアァッッッ!!グウウッ!!!」 「うわー凄いね純也君。白目剥きそうじゃん。でも、何もしてあげないよ」 そう言ってベネドは、へたり込んでいる僕から少し離れた所に座る。 「ボクはここで見てるから、君が悶えてるところをたっぷりね」 今の僕にとってそれは死刑宣告のように聞こえた。 524 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21 24 26 ID xHPgT0vr 「ハァ…ハァ…ハァ」 性器と肛門を襲う疼き・痒みに、純也はもじもじと体を捩る。 薬を塗られてから1時間程だが、純也にとっては永遠にさえ感じる時間だ。 「結構頑張ってるね~純也君」 ベネドがほんの軽く純也の臀部を撫でる。 「ウウアッッ!!ムギュウウッッ!」 純也はそれだけで体を激しくよじらせ、糞詰まりの欲望に悶える。 「アハハッッ、面白いねお尻を一撫でしただけなのに」 ベネドは全く余裕の表情を崩さない。 (さーていつまで耐えられるかな?その半分以上折れた心で) もはや心が弱い方に流れた純也に、抗う事はできないと確信しているのだ。 「その薬の効き目は48時間だから…後たったの2日ぐらいだね。正義の味方の純也君には楽勝過ぎるかな?」 (!?……そ、そんな…後2日なんて絶対耐えらない!) ベネドの言葉に純也の顔が不安に曇る。 「あ、ごめんごめん。2日経ったら、また同じように塗ってあげるから、実質終わりなんてないね」 突きつけられる事実に、純也は更に絶望へと突き落とされる。 (いままでなら、逆にファイトを湧かせたかもしれないけど…もう無理でしょ) ベネドには堕ちつつある人間の心理が手に取るように分かる。 それはこれまで驚異的といえる反抗を見せてきた純也とて、決して例外ではない。 (もう…ダメなの……僕は…?) 「そうだよもうダメだ。楽になれよ。誰もお前を責めやしない」 「君は良く頑張ったよ。普通ならとっくに降参してるか正気を失ってる」 いつぞやのように、優しい言葉が純也の耳を満たす。だが現在の純也には、それを強い心で跳ね返す事が出来ない。 「ウウアッ…」 「へぇっ…そんな顔もできるんだ。お願いというか媚が入ったいい顔だよ」 ベネドが純也を愛おしそうに純也の頬を撫でる。 「ずいぶん時間がかかったけど、ようやくお利口さんになれたね」 そのまま純也の頭にキスをするベネド。まるで犬を褒めるかのように。 (ああっ……) 屈辱的な言動だが、どこかでそれに喜んでしまっている自分。 だが純也はもうそんな自分を戒める事も、心を奮い立たせることもできない。 「じゃあ心の中で言ってみてよ。我慢の効かない、いやらしいチンポとアナルを弄って下さいって」 ベネドはもう笑っていない。『主人』の顔になっている。 (そんな事…言えな……うああっっ!) 顔をそらした純也の耳に、息を吹きかけるベネド。今の純也はそれだけでも快感の壺をかき回される。 「もう拒否もできない事はわかってる。さあ言うんだ」 強い口調で命じるベネド。それは純也の耳から心を押し潰していく。 純也の心が激しく葛藤するする。そして数分後答は出た。 (………父さん…母さん…博士、恵ちゃん……ごめんなさい…) 純也の頭の中に大事な人たちの顔が浮んでは消えていく。 「さあ早く。言ったらゴッツゴが読んでくれるから」 (……僕の…いやらしい、チンポとお尻を…弄って下さい……) 「どうだいゴッツゴ?」 「あ~聞こえませんね。俺だって100%、読み取れるわけじゃないですから」 「じゃダメだ。もう一回」 525 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21 28 33 ID xHPgT0vr おそらくゴッツゴは読み取れている。だが純也をなぶる為に、2回目を言わせようとしているのだ。 「ウウッ…」 「ほら早く言わないとしてあげないよ?」 (ぼ……僕の…我慢の効かない、いやらしい純也のチンポとお尻を…いじって、イカせて下さい……) 「お願いします、ベネド様だろ?」 (お、お願いします……ベネド………様) 「どうだいゴッツゴ?」 「言った!言いましたよコイツ」 ゴッツゴからの報告を受けてベネドは口の端を大きく吊り上げた。 「おめでとう純也君……これで君も立派な奴隷だよ」 「フウゥッ……」 「最後に残ったプライドも、僕達への憎しみも……もう完全に君の心は折れた。分かるでしょ?」 純也は反応せず、ただ何かを求めるように虚ろな目を向けている。 「ふん…そんな事はいいから、早くイカせてくれって顔だね」 「……」 「約束だし、純也君が奴隷になった記念にいっぱい出させてあげる」 ベネドはそう言って偽のスーツの、股間の部分と肛門の部分に触れる。 「まずはお尻からだね…もうローションもいらないね」 純也の肛座はすでにぬらぬらと濡れそぼり、はしたなく男根を求めているかのようだ。 「ぐちゃぐちゃだねぇ…ほらどうぞ」 「アァァァッ…」 ベネドのペニスが予告どおり後ろから貫き、純也は声を上げる。その声は明らかに喜んでいる声だ。 「ほらほらほら!!」 「アフゥゥンッ…フゥァ」 ベネドが体内をその肉棒で突くたびに、甘い声を漏らし腰を振る純也。そこにはかつての姿はまるでない。 「どうだい嬉しいかい?チンポ奴隷の純也君」 (う…嬉しいです!だからもっとおっ!) もはや純也の頭は、性的快感の事しか考えられない。 「ハハハッ、もっと突いて欲しいですってよ。一度転ぶと脆いもんですね」 「フゥッ…アンッ!」 突然びゅるびゅると噴水のように噴出す精子。純也は肛門からもたらされる快だけで達してしまった。 「もうイッちゃったの?だらしないなぁ。止めちゃうよ」 (イヤぁぁっ……やめないで…お願い) その言葉に純也はぶんぶんと首を振る。 「可愛いね。もっと早くそうなってくれれば良かったのに」 「フッゥンッ…アアアッッッ!」 「そうだよ純也君もっともっと惨めに、淫乱に奴隷らしく肉欲を求めるんだ!」 (奴隷らしく…) 「そっちの方が正義の味方面して、すましているよりずっと魅力的だよ。ほらコッチも」 ベネドは覆いかぶさりながら純也のペニスを握り、腰の動きに合わせてしごき上げる。 (うぅあああああっっっ!らめぇぇぇっっ!!気持良い、良すぎてあたまおかしくなっちゃううううっ!!) その行為に体全体と声を激しく震わせ、さらに勢いよく精液をぶちまけながら喜びを表す純也。 「いいぞぉ!!もっとだ!もっと乱れろ!そして底の底まで堕ちろ純也いや、ジリオン!!」 飛び散る二人の汗と体液、まだ挿入を始めて30分程だが、もう回りはビショビショになっている。 既に純也が半狂乱ならベネドも半狂乱だ。まるで激しく愛し合う獣のような、交わりはいつまでも続いた。 526 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21 33 05 ID xHPgT0vr 「ふぅ…」 激しく続いた性交を終え、ベネドはザロフの待つ中央の作戦室に戻ってきた。 さすがに疲れたのか消耗した顔で、何かを飲んでいる。 「見事だな……あのジリオンの心を完全に折った」 繰り出される賞賛の言葉。だがザロフの口調はどこか暗い。 「ありがとうございます。……なんか不満そうですね閣下?」 ザロフの気持ちを見透かしたようなベネドの言葉。 「………そんな事はない」 「でもまだ終わりじゃないです。折っただけじゃダメで、しっかり砕いておかないと」 「砕く?」 怪訝な顔で繰り返すザロフ。 「そう砕くんです、二度と元に戻らないように。こんな風にですね…!」 そう言ってベネドは手に持ったグラス握りつぶした。 真っ暗な場所で一人佇む純也。 (ここは…?) 牢にいたはずと戸惑う純也。なぜか拘束されておらず、ゴッツゴも剥がれている。 (一体どうなって…ああ!?) 純也の目の前に現れる中年の男性と同年代の少女。 (博士、恵ちゃん!) こんな所にいる筈がない。そう思いつつも純也はふらふらと二人に近寄っていく。 (助けに…来てくれたんだね!) 「はぁ?何言ってんの?この変態、こっちに来ないでよ」 (え!?今なんて…?) いるはずのない恵の口から放たれる、言われるはずのない罵倒。 「変態って言ったのよ。男に犯されて、楽しんでるんだからそうでしょ」 (そんな…なんでそんなこと言うの恵ちゃん?) 二人の視線は酷く冷たい。まるで汚物を見ているかのように。 「まったく使えないわね。せっかく飼っといてあげたのに」 「所詮君は異星人…だから、それぐらいで参ってしまうんだね」 (やめて……そんなこと言わないでよぉ…) 耳を押さえてうずくまる純也。だが、今度は背後に二つの影が現われる。 (ええっ…!?なんで父さんと母さんが?) 驚くのも無理はない。両親は自分の目の前で死んだのだから。 「ジリオンお前には失望したよ…私達の敵をとってくれたと思ってたのに」 「もうあなたなんか私達の息子じゃないわ」 (………父さんと母さんまで…) 少し前の純也なら、この異常な事態におかしさを感じたかもしれない。 しかしついに自ら膝を折った純也とって、大切な人達からの罵倒は傷ついた心を抉る凶器そのものだ。 (やめてよぉ……僕頑張ったのに…最後の最後まで) 「頑張った?本当に?お尻に突っ込まれて喜んでた上に、自分から求めてたじゃない」 (だって…) 「言い訳するのか?全部 本当の事じゃないか!」 どこまでも辛辣な言葉が、傷付いた心をさらにえぐる。 (あああああっっっ…やめて……もう言わないで…) 「いや止めない。お前はもう戦士でも普通の人間でもない。ただの奴隷だ」 「奴隷だ」 「奴隷よ」 「奴隷なんだ」 (奴隷…僕は奴隷…) 「そうだ、お前は奴隷……ただ意地汚く快感をむさぼるだけ存在…」 527 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21 34 54 ID xHPgT0vr モニター室で純也を見ている二人。 「どうです閣下。あの姿」 純也はうなされ、寝言を言いながら、嗚咽を漏らし続けている。 「催眠装置…心を砕くとはそういうことか」 「ええ、普通の状態なら効果も薄いですけど、今の奴なら十分すぎるくらいですよ」 「そうか…」 改めてモニターを覗き込むザロフ。その目は幻に苛まれている純也を、哀れんでいるようだ。 屈辱にまみれ、普通ならとうに気が狂っていてもおかしくない調教を受けてなお、諦めなかった宿敵の少年。 その少年がついに完全に堕ち、壊れようとしている。すべての尊厳もプライドも、心の支えすらズタズタにされて。 (なんだこの感覚は…) ザロフが胸を押さえる。動悸が止まらず息が荒くなっている。 (くっ…俺はっ……!) ザロフは今すぐベネドを殴りつけ、純也を救い出してやりたい衝動にかられている。 それほどまでにザロフは純也に惹かれていた。 (だがそれは帝国軍を裏切ること…ひいては死んでいった仲間や、部下をも裏切ることになる…) その思いがザロフの手を止める。 「どうしたんですか閣下?どこか具合でも」 そんなザロフの葛藤に気付いているのか、いないのかベネドは変わらぬ笑顔で問い掛けた。 「………少し気分がすぐれんのでな。もう休ませて貰う」 「それはそれは…お大事に…」 部屋から出て行くザロフ。 (結局俺は……ジリオン…なぜあの時毒を使わなかった?) ザロフの頭の中に毒を握りつぶした純也が浮ぶ。 (こうなる事は分かっていたはずだ…なのに……) 血が出そうなくらい、ザロフは激しく拳を握り締める。だがその思いを、どこに持っていくこともできなかった。 翌朝牢に入るベネド。純也は未だに涙を流し続けている。 「……起きろ」 毛布ごと純也を蹴飛ばし乱暴に意識を覚醒させる。 「アウッッ…」 純也は身を起こし、ベネドの方を見る。だがその顔は怯えきり、瞳には全く以前の輝きも意思もない。 「いつまで寝てるつもり?奴隷の分際で」 見下しながら純也を睨むベネド。純也は睨み返すこともできず視線をそらす。 (よしよし…) 心の中でほくそ笑むベネド。純也の心を砕ききった満足感が胸を包む。 「…これからさゴッツゴを剥がしてあげる」 「ッ!?」 意外すぎる言葉に純也が表情を変える。 「……動かないでね」 ベネドは懐から瓶を取り出し、蓋を開け中の透明な液体を純也の口に貼り付いているゴッツゴにふりかける。 そうやってベネドが端に手をやり、びりびりと剥がしていく。 それまで純也がどんなに力を入れても、剥がれなかったのが嘘のように。 「っ…ぷはっ……」 長い長い閉塞からようやく開放された口は、久方ぶりに空気を吸い込んだ。 「どう口が自由になった気分は?」 「あっ……!」 何かに気付いたような様子でベネドから離れる純也。そう喋れるようになったという事はスーツを装着できるという事だ。 「…いいよ。戦いたいなら、装着コードを言って戦いなよ」 ぶっきらぼうに言い放つベネド。 (えっ…?) 「だけど今の体力が落ちきった君が、たとえスーツ着ても何が出来るの?」 「うっ………」 確かに長い監禁生活と調教で、純也の体力はかなり衰えている。 528 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21 37 27 ID xHPgT0vr 「また捕まっちゃうのがオチだよ?」 冷静に淡々とベネドは純也に告げる。 「そしたらもう容赦はしないよ?ゴッツゴを貼るなんて生ぬるい事はしない。喉を潰す」 「ひっ…!」 ベネドの言葉で恐怖にすくむ純也。 「それだけじゃない。耳も鼻も目も潰して、手足も切る」 ゆっくり純也に近付いていくベネド。 「あああああああっ…」 「でも殺さない。そんな状態でずっと生かして苛めつくす。何十年とね……それでも良いなら…あれ?」 純也は恐怖のあまり体を丸め、ガタガタと震えるている。そこには帝国をたった一人で退けた少年ヒーローはない。 「……でも君が可愛い奴隷として奉仕してくれるなら、そんな酷いことはしない」 「………本当?」 しゃがみこんで自分を見下ろすベネドに、震えながら問う純也。 「ああ本当だとも」 ベネドは慈愛に包まれたような笑顔で、純也の肩を掴んで見据える。 それは純也を奈落に突き落とす為の、悪魔の優しさなのだが純也にはもうそんな考えは浮ばない。 「……ありがとうございます……僕精一杯ご奉仕しますから…」 「そう………それで良いんだよ。もうこれから一生奴隷として過すんだ、良いね?」 「………はい…僕は一生奴隷です…」 焦点の合わぬ純也の瞳に勝ち誇ったベネドが写る。 「じゃあ早速奉仕してもらおうか、僕のおチンポを舐めてくれ」 鼻先に突きつけられる硬くなった肉棒。純也はそれを躊躇する事もなく咥えた。 「どうボクのは美味しい?」 「ふぉいしいです…」 「そう、昨日お風呂入ってないからしっかり綺麗にしてね」 「…ふぁい……」 一心不乱に陰茎を咥え奉仕する純也。その目からは再び涙がこぼれている。 何の涙だろうか。それは純也自身にも分かりはしなかった。 俺はモニターを見つめている。その中では奴が……ジリオンがベネドのものをしゃぶっている。 媚びた顔・死んだ目・繰り出される服従の言葉。全てが奴の堕落の証だ。 「もう……終わりなのか?」 そう呟いて目を伏せる。……調子の良い話だ。元はといえば事の発端は俺自身だ。 「だが………だがっ!」 俺が見たかった光景が、これなのか?だとしたらこの喪失感は一体何だというのだ!? 「ぐぐっ……!」 思いきり拳を叩き付けるが何も変わりはしない。……無様だな人間としても軍人としても。 稀有な光を放っていた宝石は散々泥をかけられ、傷付けられ真っ黒になってしまった。 その輝きが戻ることは二度とないのだろうか?…いや望みがあるとすれば一つだけ。 確かに言葉や態度は奴隷そのものだった。だが……同時に泣いていた。 勝手な推測だが、まだ今までのアイツは少しだけ残っているのかもしれない。 それがあの涙を流させたのだ。だとすれば、何かのきっかけで元に戻らない保証はない。 しかし、そのきっかけが思いつかない。どうすれば奴のズタズタに引き裂かれた心を戻せるのか。 「………腹を括る時が来たようだな……」 そう言って俺は目を再びモニターに落とし、絡み合う二人をただ見つめていた。
https://w.atwiki.jp/animanecraftbe1/pages/61.html
あにまん王国怪文書コンテスト開催中! エントリーを希望する方は10/31までにあにまん邸図書室に設置されたチェストに怪文書を投稿してね! 匿名での参加もOK! ジャンルは問わないけど見た人が不快に感じる文章はやめてね 投稿された怪文書は図書館に置いていつでも見れるようにする予定です